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このブログでも度々出てくる祖母の話ですが、今日は祖母の考え方から学んだことを書いていきます。
ちなみに祖母はもうちょっとで90歳になりますが今も元気にしています。
何でもない日常での話
今日のことですが、いつも玄関を掃除してくれる祖母が空が晴れたのを見て、
「天気になってうれしいな」
と言って玄関外を掃除に行きました。
私は天気になって気持ちいいとは思いますが、うれしいなと思うかどうか?
ディズニーランドに行ったときに天気だったらうれしいかもしれない。
最近雨が続いていたので、余計にそう感じるんだと思いますが 、祖母は日々、日常の中で喜びを感じながら生きているんだなと思います。
日常の場面に集中して生きているんだなと学んだわけです。
野菜を育てているとき
また違う場面では、玄関先でミニトマトをプランターで育てているんですが、苗が大きくなってきて祖母は支柱を立てていました。
そして、支柱と苗を結ぶための何かを探していたのですが、お菓子の袋の口を縛ってある針金を見つけて
「良いもの見つけた」
という顔をして、私のほうを見てドヤ顔してきました。
そして、結びに行って満足したようです。
そこで学んだことは、自分が思い描いた成功した状態を想像して行動すると良いアイデアが思いつくということです。
自発的に楽しく行動すること。祖母の原動力です。
挨拶をすること
私の日課で、朝起きてから神棚のお米、塩、水、榊の水を入れ替えて祝詞を上げること、仏壇に線香をあげて般若心経を読むこと、トイレ掃除をすることを欠かさずやっています。
神棚から引き揚げた物を替えるときに祖母がいるダイニングに入っていくわけですが、その時に
「おっす!」
と言って入っていくと、祖母も
「おっす!」
と元気よく挨拶してくれます。
この挨拶も含めて朝の日課になっています。
以前一度、おっす!といって入っていったとき祖母には聞こえなかったようで、
「今日はまだおっすをいってないんだけど」
と催促されたので、その後は聞こえるように元気よく言うようにしています。
ここで学んだことは、挨拶するときに大事なのは言ったかどうかではなく、やり取りをすること、お互い通じ合うかどうかが大事だということです。
私が感じたこと
こういった祖母の言動を見ていて思うことは、祖母は人生楽しんでるなと思います。
年配のお客さんがたまに私に言うことに、
「老い先短いから残りの人生について考えると憂鬱になる」
と言われることがあります。
そういう不安になる気持ちは私もよくわかります。
祖母もそういうことを思うこともあるかもしれないけど、私にそういうことを言うことはないんですね。
結局、祖母から学ぶ一番大切なことは、今を一生懸命生きているということなんだと思います。
何かをやったから幸せになるんではなくて今が幸せだと思って生きること。
「ありがたい」「おかげさま」
この精神でいるんだなと思いました。
今日は祖母から学んだ何気ない日常が幸せになる考え方について書いてみました。
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それではまた明日 !
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