連続960言目 スポーツ障害に悩まされた過去の話。

けんたの自己紹介

けんた鍼灸院、院長のけんたです。

静岡県島田市菊川(旧金谷町)の自然豊かな里山で鍼灸院をやっています。

島田市で唯一の腰痛専門鍼灸院です。

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今日は私の過去の話を書いていきます。

なぜ鍼灸師になったんですか?と

お客さんや周りの方々によく聞かれます。

それに対する答えは、鍼灸師を選んだ時点では自分の境遇が影響していると思います。

過去に対するトラウマ?

最近まで、鍼灸師になった理由についてはこうやって説明していました。

「私の父はリコーというコピー機の会社の営業所の所長をやっていた関係で営業所を何年かに一度変わるために、よく転勤をしていました。

私が小さいときから転勤を繰り返していたので、友達ができても離れてしまい、同じ家にずっと住むこともなかったので、ずっと定住することに憧れがありました。

高校生になり進路を選ぶ際の基準は、サラリーマンになって転勤するのが嫌だったので大学に行くか専門職で自分で店を持てるような仕事をすることでした。

そんなときに鍼灸の専門学校のパンフレットが目に留まり独立開業できるという文字を見て、これだと思ってこの道に進みました。」

つまり、引っ越しを繰り返すような仕事には就きたくなかったということですね!

でも、それだけでわざわざこの仕事を選ぶのかな?と思うとそうでもないということに気付きます。

高校生の時に感じた恩と温かさ

それは、高校2年生の冬頃だったと思います。

私は小学2年生から続けていたサッカーを学校が変わってもやり続けました。

高校生になっても相変わらずサッカー部に入りました。

当時日韓ワールドカップが近付いている時でワクワクしていた時期ですね!

そんな高校2年生のときに、サッカーで韓国遠征に行きました。

韓国のチームと対戦し、試合中に首が痛くなって回らなくなってしまいまったんです!

これはスポーツで怪我をしたわけですね。

でも試合に出たいから我慢して無理やり試合に出続けました。

その夜、韓国遠征に同行していたスポーツトレーナーのいる部屋を訪ねました。

スポーツトレーナーという得体の知れない人に恐れていたのですが、首の痛みをどうにかしてほしくて恐る恐る行ったのを覚えています。

そのスポーツトレーナーが鍼灸師でした。

日本を出るときにスポーツトレーナーが同行するという話は聞いていたし、その方を見てはいたけど、お世話になることは無いと思っていました。

それが、まさかのアクシデントでお世話になることになったんです。

部屋に入ると、チームメイトが何人かいて安心しました。

そして、症状を話して治療してもらうことに。

首や肩、背中のあたりに鍼を打ってもらい安静にするように言われました。

結局は筋肉を痛めていたようです。

その後も試合があり出ましたが痛みはありました。

結局遠征中は痛みが続いたんですが、頼る人がいる安心感はその時感じたと思います。

そこで、困ったときに助けてもらえた事や恐る恐る初めて鍼を打ってもらったという衝撃的な経験が頭の隅に残っていたと思います。

さらに過去を振り返る

高校生の時の鍼を打たれる衝撃というか未知の体験は私にとって進路を決めるだけの大きなインパクトだったと思います。

ただ、それだけではなかったのかもしれないと思い始めたのは最近の話です。

私が小学校5年生から6年生にかけてだったとおもいますが、膝がとても痛かった時期がありました。

膝というよりも、膝のお皿の下あたりだったのですが走る度に痛むし、ボールなんか蹴ったら激痛が走るんです。

親に膝のサポーターを買ってもらって着けていても全く効きません。

そりゃ当たり前で、膝が悪いんじゃなかったからです。

オスグッド病といって、太ももの前の筋肉が硬くなりその筋肉が付いている膝のお皿の下あたりの骨が炎症を起こして変形するものだったからです。

これもスポーツ障害ですね!

骨が引っ張られて変形するんですから痛いに決まってますよね!

しかも走る度に、蹴る度に使う筋肉が引っ張るわけですからサッカーをしている間は痛いんです。

下手したら歩くだけでも痛むんですら、大変です。

このオスグッド病のいけないところは、痛みや変形だけではなく、大腿骨の成長を妨げるところにもあります。

つまり足が伸びない、短いままになってしまいます。

同級生の同じ身長の子達と比べると私の足はちょっと短いんですが、その事がずっとコンプレックスでした。

同級生の私より背の低い子からは俺より長いじゃんと言われましたが、そういう問題じゃないよと思いましたね!

こんな経験から辛かった過去を思い出すのですが、鍼灸師になって勉強しているとオスグッド病で足が短くなるリスクを減らせる事がわかってきました。

太ももの前の筋肉を強くしすぎないこと、柔軟性を保つこと。

これで骨の変形や痛み、成長を妨げることを軽減したり、無くしたりすることができるようになってきます。

私は自分が辛かった過去の経験が役に立つんだと救われた気がしました。

今も続けているサッカーと私の考え方

今は主にはフットサルですが、サッカーもやっています。

結局私は、サッカーが大好きなんです。

スポーツ障害に苦しんでも、好きなことはずっとやっていきたいと思っています。

それが治療にも活きていると今は思えます。

スポーツに怪我は付き物ですが、予防できることもあります。

私は割と体が硬い方でした。

体の使い方も怪我をするくらいですから上手くなかったかもしれません。

その時に適切な知識があれば怪我をすることなく大人になれたかもしれません。

今では、サッカー、フットサルがより上手くなるためにはどうしたらいいかを実践しながら研究しています。

猫背や姿勢の変化からバランスを見ることも体を上手く使うために必要なことだからです。

そして、日々治療しながらお客さんに体の柔らかさの説明をするので自然とストレッチをする回数も増え体が柔らかくなってきました。

今だから言えることがたくさんあります。

引っ越しの辛さだけが私を鍼灸師にしたのではなく、スポーツ障害や体の使い方による怪我を予防するために私は鍼灸師になったんだと思います。

こういう私の過去を発信することで、同じ悩みに苦しんでいる子やその親御さんに届くと良いなと思います。

もちろん、大人になってスポーツを続けていて怪我やパフォーマンスが発揮されないことに悩んでいる方にもお役に立てます!

私自身が現役でスポーツん楽しんでいますからね!

今日はスポーツ障害に悩んだ過去と、そこからわかった私の仕事について書いてみました!

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それではまた明日 !

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