連続940言目 年を取って出来ないことが増えたと言われたら???

けんた鍼灸院関連

けんた鍼灸院、院長のけんたです。

静岡県島田市菊川(旧金谷町)の自然豊かな里山で鍼灸院をやっています。

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90歳を超えたおじいさんの治療に行った来た時のお話。

おじいさんは最近ちょっと調子を崩して、休んでいた間にほとんど寝ていたので歩くのが遅くしんどくなってしまったとのこと。

自分は情けないと思ってしまっているようでした。

そこで、比べるのは失礼かもしれないけど、ホーキング博士の話をしました。

「ホーキング博士は車いすの天才物理学者として有名で体が不自由だけどとっても優秀な人なんですよ。」

と言って写真を見せながら話しました。

「ホーキング博士が車いすだからって情けないとは思わなかったんじゃないかと僕は思うんです。

彼は自分の好きなことに前向きに取り組んでいたと思います。

おじいさんも良くなりたいと思って僕を呼んでくれているから、こんな話をするんですよ。」

と言いました。

そして、

「おじいさんはできていることがたくさんあるじゃないですか。歩くのが大変にはなってきたけど、まだ歩くこともできるし、ご飯も自分で食べれるし、トイレにも行ける。これってとってもすごいことですよ。」

と言うと、

「そう言われればそうだなー。出来ていることは結構あるな。」

と言ってくれました。

皆そうかもしれないけど、出来ていることにはあまり関心がないけど出来ないことに対するコンプレックスはめちゃくちゃ強い。

おじいさんは、自分がどんどん動けなくなっていくことの恐怖と不安が強く出てしまっていました。

だからこんな時こそ、減点方式のできなくなってしまったはやめたほうがいいです。

過去から今、こんなにできないことが増えた。ではとってもみじめに感じます。

ここにあるのは、過去や人との比較や優劣

こういう時には、加点方式。

立つことが出来た。

ゆっくりだけど歩くことが出来た。

ご飯もおいしく食べれた。

ここにあるのは喜びや感動、感謝です。

同じ行動でも、考え方がほんの少し違うだけで全然違う気持ちになりますね!

おじいさんも、明るい顔になり元気になっていただけました。

この考え方は癖なので、毎回お話しながら元気になっていただきたいと思います!

今日のお話が皆さんの参考になればうれしいです!

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それではまた明日 !

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